名刺にまつわる失敗談

私がパートの仕事をしていた時のことです

■女性歳 52

私がパートの仕事をしていた時のことです。

結婚式場の受付業務をしていて、結婚式の打ち合わせに来られた若いカップルとそのご家族一同がいました。
パートをしている結婚式場の支配人と懇意だったようで、その支配人を呼ぶように言われました。
支配人が来てから席を移動。新郎のお父さんが親しく話されていました。
そこに私はお茶・ジュースを出すことになり、持っていったのです。
それは問題なくうまく行きましたが、しばらくして、支配人から、お茶の交換に来るようよばれ、先ほどのカップをさげに行った時、問題は起こりました。
名刺交換が行われたようで、机の上にはたくさんの名刺が並べられていました。
そこに、私は、カップに残っていたジュースをこぼしてしまったのです。
ジュースはグレープジュース(これは新婦のご希望)でしたので、名刺の数枚はぶどう色に染まりました。
運悪くそれは新郎のお父さん、新郎の名刺で、突然、新郎一家のご機嫌が悪くなりました。
「君、早く拭きたまえ!」と支配人に怒られながら机を拭いて、名刺も拭いたら、なんと破れたのです。
たぶん、薄っぺらな安物の紙でできた名刺だったと思うのですが、その後は、まるでドリフのコントのように大騒ぎになりました。

縁起でもない、破れたりして、将来離婚することになったらどうしてくれる、ケチつけられた、と式場予約は白紙になり、私はクビになりました。
20年以上前の話です。

しかし、これだけでカッっとする親子なら、たぶん、名刺が破れていなくても、離婚していると思います。

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